令和2年改正個人情報保護法に対応、4月1日から適用する「プライバシーマークにおける個人情報保護マネジメントシステム構築・運用指針」を公表 JIPDEC
日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)は1月19日、4月1日から適用する「プライバシーマークにおける個人情報保護マネジメントシステム構築・運用指針」を改訂し公表しました。4月1日に全面施行される令和2年改正個人情報保護法と令和3年改正個人情報保護法の一部へ対応した内容となりました。JIPDECでは4月1日以降に申請があった事業者に対して、この指針に基づいた審査を行います。
指針の公表にあたり、「構築・運用指針と(現行)審査基準との対照表」を改訂し公開しました。昨年8月末に公表した対照表を基にして、新たに改正個人情報保護法対応の項目を追記しました。
具体的には、新たに設けられた「仮名加工情報」に関するものや、第三者提供記録に関する開示請求権の規定などについての要求事項を追記・修正しました。
JIPDECは昨年8月、2022年4月1日以降の審査基準は同指針に基づくと発表しました。先駆けて昨年8月末に公開した指針では、「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」本文の内容が盛り込まれました。