改正個人情報保護法が成立 政府
掲載:2020年06月16日
サイバー速報
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個人情報に対する意識の高まりや技術革新を踏まえ、個人の権利保護やデータの取り扱いについて定めた「個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律案」が、6月5日、参議院本会議で可決・成立し、6月12日に交付されました。
これにより、個人の権利や利益が害されるおそれがある場合、企業に個人情報の利用停止や削除を求められるようになるほか、「Cookie(クッキー)」など提供元では個人データに該当しないものの、提供先において個人データとなることが想定される情報の第三者提供について、本人同意が得られていること等の確認が義務付けられるようになります。
改正法は、一部を除き公布後2年以内に施行されるとしており、政府は今後、政令、委員会規則、ガイドライン等の検討を行っていくとしています。