2014年11月11日、BSI(英国規格協会)から、サプライチェーンのリスク管理に関する国際規格PAS7000「サプライチェーンリスクマネジメント -サプライヤーの事前資格審査に関するグローバル基準」が発行されました。
当該規格は、サプライチェーンのリスクを管理するための基準をグローバルで定めることにより、下記のような問題を解消することを目的としています。
- 商取引のグローバル化にともない、各企業が独自にサプライチェーンのチェックリストを作成、監査する手間が増大している。
- サプライヤー側でも取引先企業ごとに異なるチェックリストが送られてくるため、事務処理が増大している。
PAS7000は大きく「主要要素」と「追加要素」から構成されており、GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)の観点を軸に適切なサプライヤー管理がおこなえるよう基本的な情報が網羅されています。