厚生労働省は、5月8日、「地方自治体のための外国人患者受入環境整備に関するマニュアル」を公開しました。
本マニュアルは、平成30年度~令和2年度厚生労働行政推進調査事業費補助金「外国人患者の受入環境整備に関する研究」において、地方自治体における地域の外国人患者の受入環境整備に役立つようとりまとめられたものです。
近年、日本における外国人旅行者数および在留外国人人口は着実に増加しており、その傾向は今後も長期的に続くと予想されています。本マニュアルでは、このような中、外国人患者が日本で医療サービスを利用する上での障壁を解消するためには、地方自治体が外国人患者受入体制整備のコーディネーター役を担う必要があるとした上で、「関係機関の把握」「現状把握・方針決定」「体制整備・情報提供」「連携強化・一元化」という流れで地域における外国人患者受入体制実現のステップを紹介しています。
本マニュアルは、厚生労働省のウェブサイトからPDF形式でダウンロードが可能です。