中堅・中小企業向けにDX推進に役立つ手引書とAI導入ガイドブックを公表 経産省

掲載:2022年04月28日

サイバー速報

         
目次

経済産業省は4月8日、中堅・中小企業向けにDX推進に役立つ手引書とAI導入ガイドブックを取りまとめ、同時に公表しました。

「中堅・中小企業等向け『デジタルガバナンス・コード』実践の手引き」は2つの章とDX取り組み事例集で構成され、全59ページです。中堅・中小企業がDXに取り組む上での「成功パターン」や、経済産業省が取りまとめた「デジタルガバナンス・コード」の実践に必要な観点などを事例とともに解説しています。「デジタルガバナンス・コード」とは、DX推進のために経営者が対応すべき事項をまとめたものです。

経済産業省は「AI導入ガイドブック」を2021年3月に公開しましたが、その内容を拡充する形で今般、新たに4点の文書を公表しました。追加となったのは、AI導入ガイドブック「構想検討パンフレット」(全28ペ―ジ)、「需要予測(製造)」(同84ページ)、「予知保全」(同77ページ)、「加工図面の自動見積もり」(同79ページ)です。

AI導入を構想ステージ、設計ステージ、検証(PoC)ステージ、実装・運用ステージの4段階に分け、各段階に沿って解説しています。例えば「構想検討パンフレット」は、これからAIを導入する事業者を読者対象とし、チェックリストやワークシートを埋めていくことで具体的な導入手順が学べるとしています。

当社のWebサイトでは、サイト閲覧時の利便性やサイト運用および分析のため、Cookieを使用しています。こちらで同意をして閉じるか、Cookieを無効化せずに当サイトを継続してご利用いただくことにより、当社のプライバシーポリシーに同意いただいたものとみなされます。
同意して閉じる