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「コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2023」を発表 日本取締役協会

掲載:2024年01月19日

リスクマネジメント速報

         
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日本取締役協会は1月11日、「コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2023」を発表しました。コーポレートガバナンスを用いて中長期的に健全な成長を遂げている企業を応援するために2015年から実施しているもので、経済産業省や金融庁、法務省、東京都、東京証券取引所/日本取引所グループが後援しています。なお、選定対象は東京証券取引所プライム上場企業です。

大賞(Grand Prize Company)は株式会社荏原製作所、入賞(Winner Company)は味の素株式会社とセイコーエプソン株式会社でした。荏原製作所は2022年に特別賞・経済産業大臣賞を受賞しており、同社によると、大賞と経済産業大臣賞の両賞を受賞した企業は初めて。

同協会によると、2023年8月1日時点においてコーポレートガバナンス・コードの全原則が適用される東証プライム上場企業1,833社を対象に調査しました。まず、2021年から独立社外取締役を3人以上選任していた企業1,760社を選び、次に稼ぐ力の指標としてROAおよびROEの基準をそれぞれ設けた上で時価総額 2,000億円以上の企業172社に絞り込みました。そこから加点要素としてガバナンス体制整備▽取締役会の多様性▽使命・報酬委員会委員長の独立性および取締役会議長の執行からの独立性▽パフォーマンス評価を判断し、3社を選定しました。このうち大賞となる1社(=荏原製作所)については、審査委員によるトップマネジメントへのインタビュー調査を経て決定しました。

特別賞の経済産業大臣賞にはマニー株式会社、東京都知事賞には積水ハウス株式会社が選ばれました。マニーによると、売上高500億円未満の企業が受賞するのはこれが初めて。

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