内閣府は6月8日、「新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所開設・運営訓練ガイドライン」を公開しました。
新型コロナウイルス流行下における災害時の避難所運営が課題となる中、内閣府はこれまで「避難所における新型コロナウイルス感染症への対応について」、「避難所における新型コロナウイルス感染症への対応の参考資料について」等を発出し、十分なスペースの確保や避難所全体のレイアウト・動線等について助言をしてきました。
今回のガイドラインでは、内閣府「避難所運営ガイドライン」(平成 28 年4月)内のチェックリストにおける確認事項を前提としつつ、避難所開設や避難者受入、避難所割振などの業務ごとに、感染症拡大防止の観点から訓練で実施すべき事項を挙げています。内閣府は、訓練の際には「避難所運営ガイドライン」とあわせて本ガイドラインを参照、確認することを推奨するとしています。
なお、本ガイドラインについては今後新たな知見を追加し、随時更新していくとしています。