「重ねるハザードマップ」に大規模盛土造成地を追加 国交省
掲載:2020年07月17日
リスクマネジメント速報
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国土交通省は7月15日、災害リスク情報などを地図に重ねて表示できる「重ねるハザードマップ」において、2020年3月までに公表した51,306ヶ所の大規模盛土造成地の情報提供を開始しました。
大規模盛土造成地は直ちに危険な土地ではありませんが、その情報と土砂災害や浸水想定等のハザード情報と重ねて閲覧することによって、身近な地域の災害リスク情報の把握が可能になるとしています。
また、大規模盛土造成地の24.2%(12,428ヶ所)は地方公共団体の居住誘導区域内にあることがわかりました。そのため、国交省は7月末までに大規模盛土造成地を有する県や市町村等と大規模盛土造成地の安全性確保の推進に向けた意見交換会(大規模盛土造成地安全確保推進会議)を開催します。札幌、仙台、さいたま、名古屋、大阪等の13都市を予定しています。