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3D都市モデルを整備、防災政策の高度化に活用 国交省

掲載:2021年01月04日

リスクマネジメント速報

         
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国土交通省は12月22日、ウェブサイト「PLATEAU(プラトー)」およびウェブアプリケーション「PLATEAU VIEW(プラトービュー)」を公開しました。サイバー空間に3D都市モデルを整備し、都市計画・まちづくり、防災、都市サービス創出などに活用することを目的としています。

国土交通省は、全国約50都市を3D都市モデルとして整備し、オープンデータ化するプロジェクトを進めています。3D都市モデルとは、都市空間に存在する建物や街路といったオブジェクトに名称や用途、建設年といった都市活動情報を付与し、都市空間そのものを再現する3D都市空間情報プラットフォームとしています。

ウェブサイト「プラトー」は、同プロジェクトの成果や進捗プロセスを継続的に発信する場として開設されました。「プラトー」のデータは、ブラウザベースのウェブアプリケーション「プラトービュー」で閲覧します。

22日の公開では、ティザー版と位置づけられ、東京23区全域を網羅した3D都市モデルなどを公開しました。これを防災に活用したユースケースとして、アジア航測株式会社が実施した洪水浸水想定区域図(ハザードマップ)の3D化を紹介しています。ハザードマップを3D都市モデルに重ねることで、避難場所の検討など防災政策の高度化に活用できるとしています。

「プラトー」は、2021年2~3月をめどに全国約50都市の3D都市モデルを追加、それらのオープンデータ化は4月を予定しています。

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