2021年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書を閣議決定 政府
掲載:2021年06月18日
リスクマネジメント速報
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政府は6月8日、2021年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書を閣議決定しました。政府が2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を目指すと宣言してから、初めての白書となります。
環境白書、循環型社会白書、生物多様性白書の3つの白書は、2019年版から合冊で出されています。2021年版は「2050年カーボンニュートラルに向けた経済社会のリデザイン(再設計)」をテーマに掲げ、「脱炭素社会への移行」、「循環経済への移行」、「分散型社会への移行」について、政府・地方自治体・事業者の取り組みなどが紹介されています。
白書は、2部構成です。第1部は循環型社会と生物多様性に関する内容を含む環境白書となっており、4章構成です。
第1章 経済社会のリデザイン(再設計)と3つの移⾏
第2章 脱炭素社会・循環経済・分散型社会への3つの移⾏
第3章 地域や私たちが始める持続可能な社会づくり
第4章 東日本大震災から10年を迎えた被災地の復興と環境再生の取組
第2部は、環境白書、循環型社会白書、生物多様性白書で構成されており、各分野における2020年度に講じた施策と2021年度に予定している施策を掲載しています。