気象庁は、2019年11月から、現在の積雪の深さ(解析積雪深)と降雪量(解析降雪量)を表す新しい情報「現在の雪」の提供を開始しています。
「現在の雪」は、アメダスの観測点の情報だけでなく、様々な情報から推定した雪の分布情報です。これにより、雪の情報を「点」ではなく「面」で把握できるようになり、観測点がない地域についても積雪の深さや降雪量を地図情報と重ね合わせて確認できるようになりました。
「現在の雪」は気象庁のホームページで公開されており、外出予定の変更や迂回経路の選択等に役立てることができます。
「現在の雪」の提供のほかにも、気象庁では今冬から、大雪の際に気象情報において3 日先までの降雪量予測を提供することや、短時間に記録的な大雪があった際には一層の警戒を呼びかけるなどの取り組みを進めています。