厚生労働省は6月19日、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA:COVID-19 Contact Confirming Application)をリリースしました。
COCOAは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を目的として、厚生労働省が内閣官房新型コロナウイルス感染症対策テックチーム事務局と連携して開発したものです。App Store またはGoogle Playからインストールすることができ、利用者本人の同意を前提に、スマートフォンの近接通信機能(ブルートゥース)を利用して、互いにわからないようプライバシーを確保して、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について通知を受けることができます。
電話番号や位置情報など個人が特定される情報は記録されず、近接の情報は14日経過後に自動で無効となります。また、利用の同意はいつでも撤回することができ、アプリを削除して記録を消去することができます。
厚生労働省は、公開日から1ヶ月間は試行版のため、デザインや機能等の修正をする予定であるとしています。本アプリは、6月25日17時時点で約434万件のダウンロードがあったということです。