環境省と気象庁は7月31日から、LINEアプリを使った熱中症警戒アラートの配信を始めました。熱中症警戒アラートは2020年7月から関東甲信地方において先行的に試行運用を始めた新たな警報です。
環境省は7月31日にLINE公式アカウント「環境省」(ID:kannkyo_jpn)を開設。「友達追加」をすることで、同日から10月28日までの間、熱中症警戒アラートが発表されると連絡が届きます。
熱中症警戒情報としてこれまでは、環境省が暑さ指数(WBGT)を、気象庁は高温注意報を使って国民に注意を呼び掛けていました。ただ、熱中症による救急搬送者数や死亡者数は引き続き多い状態が続いているため、情報発信のありかたについて検討が行われてきました。今般、熱中症予防行動を効果的に促すための情報発信として、環境省と気象庁が連携して熱中症の発生と相関が高い暑さ指数(WBGT)を用いた熱中症警戒アラートを発表することにしました。
熱中症警戒アラートは8月6日、初めて東京都や千葉県、茨城県で発表されました。
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