BCI(Business Continuity Institute)
掲載:2012年03月03日
執筆者:取締役副社長 兼 プリンシパルコンサルタント 勝俣 良介
用語集
BCIとは、The Business Continuity Instituteの略であり、世界中のあらゆる国、業種・業態において、事業(業務)継続について活動している人たちが、必要とする情報やサポートを十分に受けることができるようにするために、1994年にイギリスにおいて創設された団体組織です。
目次
BCIとは
2009年10月現在、85カ国を超える地域から、4800人超のメンバーが参加しています。
BCIの会員には誰でもなることができます。ただし、2007年から資格制度が導入されており、会員には、その知識・経験・貢献度によって異なるグレードが与えられています。具体的には、以下のような会員の種類があります。
BCIの会員には誰でもなることができます。ただし、2007年から資格制度が導入されており、会員には、その知識・経験・貢献度によって異なるグレードが与えられています。具体的には、以下のような会員の種類があります。
- Non-professional Grades: 特に条件なし。
- AMBCI: BCI試験への合格。1年以上のBCM経験。
- SBCI: BCI試験への合格。2年以上のBCM経験。
- MBCI: BCI試験への優秀な成績での合格。3年以上のBCM経験。
BCIの日本との関わり
日本では、英国BCI(Business Continuity Institute)の趣旨に賛同して、事業(業務)継続マネジメント(BCM)の重要性を日本でも普及・啓発していくための企業等によるボランタリーな協業組織が本部設立から10年後の2004年に設立され、BCI Japan Allianceという名称で活動を行っています。
BCI Japan Allianceでは、具体的に、BCMにかかわる事例や研究成果についての情報交換、セミナーの自主開催や講演活動の実施、ニュースレターの配信、BCI資格制度の意見交換などが活発に行われています。
BCI Japan Allianceでは、具体的に、BCMにかかわる事例や研究成果についての情報交換、セミナーの自主開催や講演活動の実施、ニュースレターの配信、BCI資格制度の意見交換などが活発に行われています。