独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は1月30日、「新型コロナウイルス」に関する情報を装う攻撃メールについて、ウェブサイト上で注意を呼びかけました。
「Emotet(エモテット)」と呼ばれるコンピュータウイルスへの感染を狙うメールについては、これまで件名や本文等の異なるものが断続的に確認されてきましたが、1月29日、IPAに対し「新型コロナウイルス」に関する情報を装う攻撃メールの情報提供がありました。
確認された攻撃メールは、悪意のあるマクロが仕込まれたWord文書ファイルが添付されているというものです。IPAは、「メールの内容は一見して不審と判断できるほどの不自然な点は少なく、注意が必要」であるとしています。