リスク管理Naviリスクマネジメントの情報サイト

避難情報の名称変更へ、最終とりまとめ素案を公表 内閣府

掲載:2020年12月17日

リスクマネジメント速報

         
目次

内閣府は12月10日、「令和元年台風第19号等を踏まえた避難情報及び広域避難等に関するサブワーキンググループ」による最終とりまとめ素案を公表しました。同WGは、5段階の大雨警戒レベルと避難の情報について住民に正しく理解されていない点などを踏まえ、避難情報制度の見直しを検討していました。

公表された資料では、いち早い避難につなげるため避難情報の名称を変更する方針が示されました。
警戒レベル3の「避難準備・高齢者等避難開始」は「高齢者等避難」に、警戒レベル5の「災害発生情報」は「緊急安全確保」にそれぞれ名称を変更します。また警戒レベル4については、「避難指示(緊急)・避難勧告」を「避難指示」に一本化する方針をすでに公表しています。

資料では、警戒レベルを一覧表記する際の工夫についても言及しています。
具体的には、警戒レベル5はレベル4までとは次元が異なる段階であることを示すため、警戒レベル5と4以下の間に区切りを設けることや、警戒レベル4または3が発令されるタイミングで避難することが重要であるため、警戒レベル4および3を強調することなどを盛り込んでいます。

同WGは12月中に最終とりまとめを公表するとしています。

当社のWebサイトでは、サイト閲覧時の利便性やサイト運用および分析のため、Cookieを使用しています。こちらで同意をして閉じるか、Cookieを無効化せずに当サイトを継続してご利用いただくことにより、当社のプライバシーポリシーに同意いただいたものとみなされます。
同意して閉じる