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早期注意情報(警報級の可能性)

掲載:2022年09月30日

用語集

「早期注意情報(警報級の可能性)」は、気象庁が発表する防災気象情報の一つです。2017年から「警報級の可能性」として発表が開始され、2019年に「早期注意情報(警報級の可能性)」という名称に変更されました。2022年9月には、それまで対象となっていた大雨、大雪、暴風(雪)、波浪という要素に高潮も追加となっています。

「早期注意情報(警報級の可能性)」は警報級の現象が5日先までに予想されているときに発表され、警報級の現象が起こる可能性が高い場合は[高]、可能性が高くはないものの一定程度認められる場合は[中]と表現されます。大雨、高潮について[高]または[中]と発表された場合、5段階の「警戒レベル」では警戒レベル1にあたり、最新の防災気象情報等に留意するなど災害への心構えを高める必要があるとされます。

「早期注意情報(警報級の可能性)」には、“翌日まで”を予想した情報と“2日先から5日先まで”を予想した情報の2つがあります。“翌日まで”の情報は定時の天気予報に合わせて毎日5時・11時・17時に発表され、「積乱雲や線状降水帯などの小規模な現象に伴う大雨等から、台風・低気圧・前線などの大規模な現象に伴う大雨等」までを対象としています。[中]が発表された際には災害への心構えを高める必要があり、[高]が発表された際は警報級の現象が予想される時間帯などの詳細情報を気象警報・注意報等で確認するといった対応が求められます。

“2日先から5日先まで”の情報は週間天気予報に合わせて毎日11時・17時に発表され、「台風・低気圧・前線などの大規模な現象に伴う大雨等」を主な対象としています。[中]や[高]が発表された場合は、その後の「台風情報」や「予告的な府県気象情報」等に留意する必要があります。

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