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「日本の気候変動2020 —大気と陸・海洋に関する観測・予測評価報告書—」を公表 文科省・気象庁

掲載:2020年12月10日

リスクマネジメント速報

         
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文部科学省と気象庁は12月4日、日本の気候変動について、今後の世界平均気温が2℃あるいは4℃上昇するシナリオにおける将来予測を取りまとめた報告書を公表しました。気候変動対策の効果的な推進に役立てることを目的としています。

「日本の気候変動2020 —大気と陸・海洋に関する観測・予測評価報告書—」は、パリ協定の2℃目標が達成された世界(2℃の気温上昇)と現時点を超える追加的な緩和策を取らなかった世界(4℃の気温上昇)の2つのシナリオで降水や台風などについて予測しています。

同報告書によると、21世紀末の日本は20世紀末と比べ、降雪・積雪が減少する一方、激しい雨や強い台風の割合が増加するとしています。
日本の年平均気温は2℃上昇シナリオで約1.4℃の上昇、4℃上昇シナリオでは約4.5℃の上昇を予測しています。1時間当たりの降水量が50mm以上の非常に激しい雨の発生回数は、それぞれ約1.6倍(2℃上昇シナリオ)と約2.3倍(4℃上昇シナリオ)としています。

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