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混雑度が視覚的に分かるウェブアプリの実証実験を開始、ソフトウエア「東京都デジタルツイン3Dビューア」のコンテンツも拡充 東京都

掲載:2021年10月28日

リスクマネジメント速報

         
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東京都は10月13日、混雑度が視覚的に分かるウェブアプリの実証実験を始めたと発表しました。期間は2022年2月中旬まで。また、都が提供しているソフトウエア「東京都デジタルツイン3Dビューア」のコンテンツを拡充し、同日公開しました。これらは、都が進める事業「デジタルツイン実現プロジェクト」の一環として実施されるものです。

東京都は3次元地図に実世界のリアルデータを反映させる「デジタルツイン」の実現を戦略として掲げており、今年7月末には、進捗状況などを発信するための専用ウェブサイトを公開しました。この専用サイトのコンテンツとして、混雑度が視覚的に分かるウェブアプリ「TOKYO Digital Twin Smooth NAVI -大手町・丸の内・有楽町地区版-」や3Dビューアは公開されました。

アプリでは、リアルタイムの人流データを活用し、地図上に混雑の度合いを表示します。経路検索機能があり、指定した場所から目的地までの混雑を回避した経路や最短経路を案内します。また、発災時を想定して、オフラインでも閲覧できる地図も用意しています。

3Dビューアでは、次の5つのデータが追加されました。
・避難経路ガイダンス(有楽町駅西口から日比谷公園(災害時退避場所)までの避難経路を3Dで可視化)
・杉並区の河川ライブカメラ(水位上昇を確認できる河川ライブカメラの情報)
・港湾局の高潮浸水想定区域図(浸水深・浸水継続時間)
・環境局が把握する優良特定地球温暖化対策事業所の情報
・令和2年国勢調査に基づく区市町村別人口総数や人口増減率の情報

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