東京都は10月17日、東京都地域防災計画データベース(震災編)をリリースしました。東京都地域防災計画とは、災害対策基本法の規定に基づき、東京都防災会議が策定する計画のことで、「震災編」、「風水害編」、「火山編」、「大規模事故編」、「原子力災害編」の計5編から成り立ちます。
本データベースは、東京都財務局が実施した「令和3年度 大学研究者における事業提案制度(大学提案)」に採択された「東京都地域防災計画のIoD(Internet of Documents)化による防災力向上」の成果物の一つです。これまでPDFと冊子で公開されていたものがWebサービス化され、パソコンやスマホからも検索・閲覧ができるようになりました。
主な機能としては、目次がツリー形式で表示され、見出しをクリックすることで該当箇所とその前後を素早く閲覧できるようになりました。また、キーワードやフェーズ(予防・応急・復旧)、国や関係機関、東京都関係各局、区市町村など各主体別による絞り込み検索も可能になっています。
今般の初回リリースでは「震災編」が公開されましたが、今後「風水害編」をはじめ「火山編」、「大規模事故編」、「原子力災害編」も順次公開 予定だとしています。