竜巻の強さをより的確に把握する「日本版改良藤田スケール」
掲載:2016年01月05日
リスクマネジメント速報
目次
気象庁は、平成24年5月に茨城県等で発生した甚大な竜巻被害を受け、竜巻等突風の強さ(風速)をより的確に把握するため、平成25年7月より「竜巻等突風の強さの評定に関する検討会」を開催し、その方策について検討を進めてきました。
検討結果を踏まえ、従来評定に用いてきた「藤田スケール」を最新の風工学の知見を基に改良した「日本版改良藤田スケール」を策定しました。これにより、日本の建築物等の被害状況から、竜巻等突風の強さをより精度良く評定することが可能となります。気象庁では、この日本版改良藤田スケールを用いた竜巻等突風の強さの評定を、平成28年度より開始する予定です。
検討結果を踏まえ、従来評定に用いてきた「藤田スケール」を最新の風工学の知見を基に改良した「日本版改良藤田スケール」を策定しました。これにより、日本の建築物等の被害状況から、竜巻等突風の強さをより精度良く評定することが可能となります。気象庁では、この日本版改良藤田スケールを用いた竜巻等突風の強さの評定を、平成28年度より開始する予定です。