経済産業省と厚生労働省は海外渡航者向けにPCR検査など新型コロナウイルス感染症の検査を受けられる医療機関を検索・予約できるサイトを立ち上げ、10月8日午後から利用可能になりました。
利用が始まったのはサイト「海外渡航者新型コロナウイルス検査センター(TeCOT)」。14日時点の登録医療機関数は429件、検体採取能力は平日ベースで約1.3万件です。
ビジネス目的の渡航者のみが利用可能で、留学生の出国などビジネス目的以外の渡航者については今後、受け付ける予定です。旅行代理店による利用についても検討するとしています。
同サイトを利用するには、法人向け認証サービス「GビズID」の取得が必要となり、日本法人を持たない外国企業は「GビズID」を取得できません。
また、実際の予約に当たっては、国際線航空券を購入していることを確認するとしています。詳細な手続き内容について経済産業省は16日、マニュアルを作成・公表しています。