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全体の27%が静岡県で発生、2022年の土砂災害発生件数を発表 国交省

掲載:2023年03月17日

リスクマネジメント速報

         
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国土交通省は3月3日、2022年の土砂災害発生件数(確定値)を発表しました。それによると都道府県別では静岡県が最も多く、全体の27%を占めました。静岡県では同年9月に台風第15号による土砂災害が多数発生しました。

2022年の土砂災害発生件数は795件で、42の道府県で発生しました。土砂災害の内訳は、がけ崩れが最も多く556件、次いで土石流が198件、地すべりが41件でした。また、期間を8~9月に絞った土砂災害発生件数は525件となり、直近10年(2012~2021年)における同期間の平均よりも159件上回りました。

土砂災害発生件数が最も多かったのは静岡県で211件でした。次いで新潟県が82件、宮崎県が70件、鹿児島県が68件、宮城県が33件となりました。2022年9月23日に発生した台風第15号は静岡県に線状降水帯をもたらし、記録的な大雨となりました。土砂災害も多数発生し、静岡県で167件発生しました。これは台風第15号がもたらした土砂災害の9割以上を占め、ひとつの台風がある特定の県にもたらした土砂災害件数として過去2番目に多い数となりました。

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