厚生労働省は3月30日、LINEと「新型コロナウイルス感染症のクラスター対策に資する情報提供に関する協定」を締結したことを発表しました。
本協定に基づき、厚生労働省はLINEからクラスター対策に資する情報提供を受け、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために利用するとともに、LINEは厚生労働省が公表した情報等に基づき、利用者に対する感染防御に関する情報の提供、定期的な検温の実施の呼びかけ、帰国者・接触者相談センター等の周知活動を行うよう努めるとしています。
なお、この協定に基づきLINEがサービス登録者に対して実施しているアンケート調査について、このアンケートを装いクレジットカード番号等を尋ねるなど詐欺が疑われる事案が発生しているとの情報があり、厚生労働省では、LINEのアンケートによる質問項目をウェブサイトに掲載し、これ以外の項目を問うメッセージには回答しないよう呼び掛けています。