海外子会社向けERM構築・改善サービス
最近、海外に進出される企業様が増えています。比例する形で、テロ・火災・爆発・水害・噴火・ストライキ・贈収賄…など、組織を脅かすリスクも増加する一方です。このような中で健全な企業経営を続けるためには、より洗練されたリスク管理の仕組みが必要です。
海外子会社向けERM構築・改善サービスは、支社や支店、子会社など海外に拠点を持つ、または持つ予定のお客様において、リスク管理の仕組み導入・改善のお手伝いを提供するサービスです。
なお、全社的リスク管理(ERM)とは、リスク管理のPDCAを全社レベルで運用する仕組みをいいます。部門個々の責任おいて実施しているであろうリスク管理に対して、共通基盤(枠組み)を提供し、個別最適から全体最適へと昇華させることを狙いとしています。
このようなお客様におすすめします
- 海外に子会社や支社などの拠点がある
- 近々、海外に進出しようと思っている
こんな悩みの解決を目指します
国内拠点のリスク管理はそこそこできているが、海外拠点までは実質的に手が回っていない、回らなそうだ…というお客様が対象です。具体的には
- 人事・総務部が、国内にある組織・拠点の面倒を見てはいるが、海外にまであまり手が及んでいない。管理部に英語ができる人間がいないこともあり、海外を統括する部門長などに任せている。ただし、実態は海外のリスク管理に関する色々な活動が海外で働く人たち個人の裁量に委ねられており、リスクの空白地帯が生まれている。
- 海外の管理は、日本国内からそこそこやっているが、本当に現地のノウハウが反映されているか自信がない
- それなりやれていると思うが、十分かどうか不安だ
支援ステップ(例)
ステップ | 詳細内容 | |
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1 | キックオフ |
・海外拠点の場所・事業/業務機能 ・現在のリスク管理の役割・責任 ・リスクやインシデントのレポートライン ・リスクアセスメントおよび対応手順など
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2 | 組織の状況の理解と課題解決方針の決定 |
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3 | トップインタビュー | |
4 | 枠組み・プロセスの設計 |
・体制・役割・責任 ・規程・基準
・リスク管理ツール |
5 | パイロット導入 |
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6 | 本格導入(展開) |
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7 | 運用 |
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8 | モニタリング |
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9 | レビュー・見直し |
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成果物イメージ
・リスクアセスメントツール
・研修テキスト
サービスの特長
- 仕組みや手法ありきではなく、お客様の人的リソースの制約事項や既存プロセスの成熟度などを加味した上で、お客様に適したソリューションの選択肢をご提案いたします
- ニュートン独自のノウハウである「ニュートン・ERM・フレームワーク」を採用しています
- お客様のご要望に合わせて、オプションサービスもご提供できます
- お客様のご要望に合わせて、日英両方の資料・ツール提供や海外拠点現地に足を運んでの直接のコンサルティング支援(言語:日英可)をすることもできます
- 次年度以降、お客様が自力で運用するためのスキルトレーニングも提供いたします
- 海外リスク管理プロセスを導入・運用する中で発見された特定のリスクへの対応方法について、別途、ソリューションをご紹介・提供することができます