リスク管理Naviリスクマネジメントの情報サイト

高潮に関する早期注意情報、9月8日から運用開始 気象庁

掲載:2022年09月01日

リスクマネジメント速報

         
目次

気象庁は8月23日、防災気象情報である「早期注意情報(警報級の可能性)」において、9月8日から高潮を追加して運用すると発表しました。従来は、雨/雪/風/波に関して、「早期注意情報(警報級の可能性)」を発表していました。

「早期注意情報(警報級の可能性)」とは、気象庁が5日先までに警報級の気象現象を予想する時に発表されるものです。気象庁は警報級となる可能性を「高」もしくは「中」で示します。災害の切迫度を5段階に分けて示す「警戒レベル」においては、災害への心構えを高める必要があるとされるレベル1に位置付けられています。

「早期注意情報(警報級の可能性)」の対象となる気象現象はこれまで、雨(大雨)/雪(大雪)/風(暴風・暴風雪)/波(波浪)でしたが、高潮予測技術の改善によって高潮についても提供することができるようになりました。高潮とは、台風や低気圧の接近に伴い、潮位が通常よりも大きく上昇する現象のことです。気象庁では台風に伴う高潮の予測精度が向上したほか、低気圧の影響による高潮についても予測が可能になったとしています。

「早期注意情報(警報級の可能性)」は、天気予報の発表に合わせて毎日、発表されます。

当社のWebサイトでは、サイト閲覧時の利便性やサイト運用および分析のため、Cookieを使用しています。こちらで同意をして閉じるか、Cookieを無効化せずに当サイトを継続してご利用いただくことにより、当社のプライバシーポリシーに同意いただいたものとみなされます。
同意して閉じる