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「2022 年(令和4年)の日本の天候」を公表 気象庁

掲載:2023年01月16日

リスクマネジメント速報

         
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気象庁は1月4日、2022年の日本の天候について取りまとめた資料を公表し、「年平均気温は全国的に高く、特に北日本でかなり高かった」と総括しました。

気象庁が公表した資料「2022 年(令和4年)の日本の天候」によると、北日本において7月上旬の平均気温が、この時期としては統計を取り始めた1946年以降で最も高くなりました。また、東日本と西日本においても、6月下旬の平均気温が統計を取り始めた1946年以降で1位タイの記録的な高温となりました。

2022年は6月下旬から7月初めの気温が特に高く、気象庁が観測史上最速の梅雨明けとして宣言した後に修正するという異例の対応もありました。資料によると、夏の平均気温が特に高かった年(2010年、2013年、2018年)と比べ、2022年6月下旬~7月初めは、猛暑日地点数が大きく増加したほか、7月1日には、全国の気象官署とアメダス地点のうち6地点で40℃以上の日最高気温を観測したと記されています。

また、秋の平均気温も全国的にかなり高くなりました。特に11月は寒気の影響が弱かったため、東日本の11月の月平均気温平年差は「+1.7℃」となり、統計を取り始めた1946年以降で最も高くなりました。

資料では、冬の最深積雪が全国331地点中12地点で記録を更新したことなど、気温のほかに降水量、日照時間の気候統計値、季節別の天候経過などがまとめられています。

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