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令和4年台風第14号で発表されていた防災気象情報とは? アーカイブを公開 気象庁

掲載:2023年06月01日

リスクマネジメント速報

         
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気象庁は5月23日、ホームページに過去の気象災害時に発表していた防災気象情報をまとめたコンテンツを公開しました。実際に気象災害が発生した過去の事例を取り上げ、気象庁がその時にどのような防災気象情報を発表していたのかが分かるコンテンツとなっています。防災気象情報を最適に活用しようとする取り組みの一環で、「防災気象情報に関する検討会」の指摘を踏まえたものです。

公開されたコンテンツは「過去の主な災害時の情報発表状況」と題され、「令和4年(2022年)台風第14号」と「令和4年(2022年)8月3~5日の大雨事例」の2つの事例を掲載しています。気象警報・注意報やキキクル(危険度分布)、指定河川洪水予報などについて当時、いつ発表されてその情報が時間の経過とともにどのように変わっていたのかを1時間ごとに追って振り返ることができます。

「防災気象情報に関する検討会」の中間とりまとめ(2022年9月公表)においては、防災気象情報を緊急時に提供するだけでなく、平時の取り組みとして、「雨の降り始めから被害発生までの一連の過程を学べる過去情報のアーカイブ」の必要性が指摘されていました。気象庁では、今般公開したコンテンツの活用によって、平時から気象庁ホームページにアクセスして操作を理解したり、気象災害発生時の状況を振り返ったりして気象災害に備えてもらいたい考えです。災害対応のシミュレーションに活用することもできます。

なお、今後大きな気象災害が発生した場合、コンテンツにはその事例が追加される予定です。

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