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「理想だと思う上司・先輩」男女間で意識差があったのは? 「2024年度新入社員意識調査」を公表 JMA

掲載:2024年12月26日

リスクマネジメント速報

         
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日本能率協会(JMA)は新入社員向けセミナー参加者を対象にした意識調査の結果をこのほど公表しました。意識調査は仕事や働くことへの姿勢などについて尋ねたものでJMAでは毎年、同様の調査を実施しています。

今年は2024年4月2~5日にかけて実施、673人から回答を得ました。それによると、自身の成長に向けて上司・人事へ期待することについて尋ねた項目では、第1位が「成長や力量に対する定期的なフィードバック」で22.0%、第2位は「ワークライフバランスをとれる柔軟な働き方ができる環境づくり」で17.4%、第3位は「キャリアや価値観・強み/弱みについての定期的な話し合い」で17.3%でした。この順位は2022年に実施した調査結果と同じになりました。

理想的だと思う上司・先輩についても尋ねています。第1位は「仕事について丁寧な指導をする上司・先輩」で25.5%、第2位は「仕事の結果に対するねぎらい・褒め言葉を忘れない上司・先輩」で10.9%、第3位は「部下の意見・要望を傾聴する上司・先輩」で10.8%でした。一方、最下位は「リスクを恐れずチャレンジする上司・先輩」で2.6%でした。属性別でみると、4位となった「言動が一致している上司・先輩」のみ男性と女性で2倍以上のポイント差が生じました。女性の方が「言動が一致している」ことを重視する傾向にあり、具体的には男性7.4%、女性16.1%でした。他の項目では大きな差はありませんでした。

現時点における将来のキャリアイメージについて尋ねたところ、「将来のキャリアイメージを描いている」との回答は全体の61.0%でした(「描いている」と「どちらかと言えば描いている」と回答した人の合計)。5年後や10年後までを考えている人が多く、それぞれ3割でした。

このほか、転職を考えるシチュエーションや仕事をしていく上での不安などについても順位づけてまとめられています。