政府の観光支援事業「Go To トラベル」の事務局は9月9日、新型コロナウイルスに関する最新の「対応の手引き」を公表しました。宿泊施設の従業員の感染やクラスターの発生を受け、各施設が改めて、新型コロナウイルスの感染対策について的確に対応するよう求めています。
手引きには、従来からの従業員の健康管理および感染防止対策、宿泊客や従業員に感染が疑われる症状がみられた場合の対処に加え、事業継続に向けての対応も盛り込まれています。
具体的には、対応体制（対策本部等）の設置や感染事案発生以降の情報・指示・対応等の記録、感染事案の発生を想定した訓練・シミュレーションの実施などをあげています。
また、事務局は感染予防の体制整備と併せて、感染疑いや従業員が濃厚接触者と特定された場合等、事案発生時には速やかに報告することを求めています。
