国土交通省と東京都の実務者による災害に強い首都「東京」の形成に向けた連絡会議は9月15日、中間とりまとめを公表し、意見募集を開始しました。
首都「東京」において、大規模洪水や首都直下地震等による壊滅的な被害の発生を回避するため、ハード・ソフトの両面から防災まちづくりを強力に推進することを目的に、今年1月に同連絡会議は設立されました。今般、中間報告として「災害に強い首都『東京』形成ビジョン」を取りまとめ、幅広く意見を募集しています。
本書は、「これまでの取組と課題」「災害に強い首都「東京」の形成に向けた基本的な考え方」「災害に強い首都『東京』を形成するための具体的な取組方策」等の項目から構成されています。例えば水害対策では、ゼロメートル地帯等で堤防が決壊して広範囲で浸水が発生して長期化した場合においても、最低限の避難生活ができる「高台まちづくり」や広域避難対策の検討等を推進するとしています。
意見の受付はメール、ファックス、郵送で。締め切りは10月14日必着です。