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水害による化学物質の流出防止のため、事業者に設備費用を補助 東京都

掲載:2021年05月27日

リスクマネジメント速報

         
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東京都は5月19日、化学物質を取り扱う都内の事業者が止水板などの設備を導入する場合、その費用を補助する事業を開始しました。大型台風などの水害によって、工場などから化学物質が流出するのを防ぐことが目的です。

補助の対象は、適正管理化学物質取扱事業者のうち、中小事業者と個人事業者です。対象となる設備は、止水板や防水扉、防水シャッター、かさあげ土台などです。設置にかかる費用として、製品購入費または原材料費、運搬費、工事費が認められます。経費の半分を補助しますが、上限は100万円です。

経費補助には要件があります。ハザードマップで浸水または土砂流入が想定されている都内の工場などに設置することと、条例第111条に基づく「化学物質管理方法書」に当該設備を記載することです。

補助金の交付が決定したら、2022年3月11日までに設置を完了する必要があります。同事業の申請期間は5月19日から2022年1月28日まで。

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