国際標準化機構(ISO)は4月8日、ISO/TC 304 (Healthcare organization management) がワーキンググループ4(WG 4)を立ち上げ、パンデミックにおいて感染の連鎖を断ち切るための方法を検討し、スクリーニング検査などを実施する施設の運営について、規格を開発していると公表しました。
WG4は、パンデミック準備対応についての作業グループです。医療機関が医療従事者および患者の感染率を上げることなく、迅速にスクリーニング検査や治療を行うための規格を開発しています。具体的には、ISO5258(感染症管理のためのドライブ・スルー・スクリーニング・ステーション)、ISO5472(感染症管理のためのウォーク・スルー・スクリーニング・ステーション)およびISO5741(居住型治療施設におけるパンデミック対応)の3つの規格について開発が進められています。