東京都はこのほど、2022年3月より運用している事業所防災リーダー制度に関して、事業所防災リーダーを中心に、特に優れた防災の取り組みを行っている企業などを「優良企業」として認定・表彰する「事業所防災リーダー優良企業認定制度」の応募を1月13日まで受け付けます。
事業所防災リーダー制度とは、事業所や店舗ごとに従業員の安全確保や一斉帰宅の抑制など、発災時の対策を推進する担当者を「事業所防災リーダー」として東京都に登録する制度です。東京都独自の制度で、東京都内に本社や事業所を置く企業、社団法人、財団法人、NPO法人、個人事業主などを対象としており、事業所や店舗ごとに1人以上の在籍を推奨しています。
事業所防災リーダーに登録すると、リーダーごとに専用のWebページが開設され、登録した地域の災害情報や気象情報が都から直接配信されます。正しい災害情報が把握できることで、従業員に的確な防災行動を促すなど、防災対策やBCP(事業継続計画)に活用できます。また、発災時もしくは災害接近時は、登録したメールアドレスや無料通信アプリ「LINE」などを通じて一斉帰宅の抑制や安全確保の呼びかけなどが実施されます。
優良企業の選定対象となるのは、事業所防災リーダーを登録している応募企業です。選定は2部門で行われ、従業員数100人超の大規模事業所部門と従業員数100人未満の中小規模事業所部門から、それぞれ2社程度を認定する予定としています。
選定では、事業所防災リーダーを活用した防災の取り組みが審査されるほか、大規模事業所部門においては事業所防災リーダーの登録数や防災部門以外に幅広く展開していることも審査対象となります。審査項目の詳細は東京都のWebサイトに掲載されています。
なお、「一斉帰宅抑制推進企業・モデル企業」に認定済みの企業は、取り組みを継続・改善させている場合に限り応募可能です。優良企業の公表は2026年2月頃の予定です。