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巨大地震対策オンライン講演会のアーカイブ配信を開始 気象庁

掲載:2024年02月14日

リスクマネジメント速報

         
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気象庁は1月30日、昨年12月に開催した巨大地震対策オンライン講演会のアーカイブ配信を開始しました。気象庁が発信する情報、地震や津波のメカニズム、防災行動などについて専門家が解説しています。

アーカイブ配信が始まった講演会は2023年12月16日にオンラインで開催されました。講師として登壇したのは束田 進也気象庁地震火山部地震火山技術・調査課課長、今村 文彦東北大学災害科学国際研究所教授、久田 嘉章工学院大学建築学部教授、大内 伸宮城県復興・危機管理部防災推進課長の4名です。「強い揺れ・ゆっくりとした大きな揺れ・津波に備える~繰り返し発生する巨大地震への理解と防災・減災~」をテーマに4つの講演が発表されました。

束田氏は「地震・津波の基礎知識と気象庁の情報」と題して地震現象の本質や津波が起きる仕組み、地震・津波から身を守るために発信している気象庁の情報などについて平易な分かりやすい言葉で解説しています。気象庁が発信する情報は種類が増え複雑化しています。緊急地震速報などと比べてなじみがない「南海トラフ地震臨時情報」や「北海道・三陸沖後発地震注意情報」についても明快に説明されています。

今村氏の講演題目は「津波災害の実態と減災に向けての取り組み」、久田氏は「長周期地震動のメカニズムと高層建築の対策」、大内氏は「巨大地震・津波の被害想定と必要な備え・行動」でした。それぞれ第一線の専門家から学べる貴重な内容となっています。

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