国土交通省は4月23日、「水防災オープンデータ提供サービス」において新たに「危機管理型水位計」と「河川カメラ画像」のデータ配信を開始すると発表しました。受信希望者の受付を同日から開始し、配信は6月以降を予定しています。
「水防災オープンデータ提供サービス」は、民間のネット配信サービスなどに河川情報を活用してもらうため、国土交通省が一般財団法人河川情報センターを通じて提供するサービスで、利用者は実費程度を負担します。国が観測したXRAINデータ、Cバンドレーダ雨量データ、テレメータデータ、カメラ画像の4種類を配信しています。
新たに追加された危機管理型水位計は、洪水時の水位観測に特化した水位計で、全国では約7,000箇所に設置されています。河川カメラ画像については、約4,000箇所に設置されている簡易型河川監視カメラと約3,000箇所に設置されているCCTVカメラ(静止画)の画像を配信します。