熊本市は5月、市の防災ポータルサイトへ遷移するQRコード付き啓発チラシを作成しました。災害発生時に市民が慌てないよう、平時における防災情報サイトの確認を促しています。
QRコードから遷移する防災ポータルサイトでは、ハザードマップや最新の避難情報、避難所の開設情報、被害情報などを発信しています。ハザードマップは4月からスマートフォン対応になりました。GPS機能によって、現在地の災害リスクを簡単に確認でき、熊本市へ転入して間もない人や外出先からの避難の際にも分かりやすいと訴求しています。合わせて、自治体が発表する警戒レベルについても、災害対策基本法が改正され、5月20日からは警戒レベル4が「避難指示」となり、「避難勧告」は廃止されたことなどを説明しています。
災害発生時の避難所については、開設準備が整い次第、サイトに反映されます。また、避難所に到着したのに、「満員で入れない」事態を回避するため、各避難所の混雑状況を表示できるよう、これから改良する予定です。
熊本市では、より安全に避難するために、平時からマンホールの場所なども確認するように呼び掛けています。