一般社団法人日本取締役協会は12日、「コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2021」を発表しました。東証第一部上場企業を対象にコーポレートガバナンスに優れた企業を選定しました。
「コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2021」は、コーポレートガバナンスを用いて、中長期的に健全な成長を遂げている企業を表彰するものです。2021年の「Grand Prize Company(大賞)」は東京エレクトロン株式会社、「Winner Company(入賞)」はソニーグループ株式会社とピジョン株式会社でした。社外取締役の員数や業績、時価総額などのほか、ガバナンス体制整備などを評価しました。
ガバナンスの根幹となる社長・CEO の選任と後継者計画において、先進的な取り組みを行っている企業を表彰する経済産業大臣賞には、株式会社ダイフクが選ばれました。東証の「コーポレートガバナンス・コード」と経済産業省の「コーポレート・ガバナンス・システムに関する実務指針(CGSガイドライン)」を順守し、成果を上げていると認められました。環境対応や女性活躍推進などを含む、ESG活動を積極的に行っている企業に付与される東京都知事賞には、エーザイ株式会社が選定されました。